11/21 大庄体育館にて、阪神大会の2回戦が行われました。
宮川ミニバスは今年は、2回戦からの登場です。
今年は優勝大会もリーグ戦もなくなり、公式戦はこれまで市内大会のみ。
そしてぶっつけで全国につながる選手権大会です。
どのチームもこの大会を目標に、チームを仕上げていきます。
県大会、全国大会へ向けてミニバスをやっている小学生の最大の目標といってもいいでしょう。
宮川ミニバスも昨年2回戦で涙をのんだことから、
今年の6年生は県大会出場という目標を立てました。
公式戦はありませんでしたが、練習試合では素晴らしい戦績でした。
この前日にも名和ミニバス女子チームさんと合同練習をさせていただいて、最終調整を行い、当日も、午前中から入念に動きの確認をして、いざ出陣です。
相手は浜脇ミニさんでした。
西宮1位で、6年生が10人以上いるということは事前に聞いており、
それも160cm台がかなりいるというチーム。
宮川で160cmを超えているのは一人だけです。
今大会の優勝候補だろうと思われるチームです。
そのチームにいきなり当たってしまうとは・・・・。
およそ3週間前に組み合わせが発表されてから、
いろんな作戦を練って、試合映像を見ながらオンラインMTGも重ねて、
これ以上ないというくらいの準備をして臨みました。
動画で見るのと、実際の試合で対戦するのはやはり違ったんでしょうか。
1Q序盤から高さのある相手を止められません。
練っていた作戦もなかなか機能せず、
いきなり2-10と差をつけられてしまいました。
が、ここから5年生の#7が連続得点と、
相手ターンオーバー誘発するディフェンスで流れを持ってきました。
最後#4のバスカンが決まって、1Q13-15の2点差まで詰め寄りました。
2Q序盤で、#7の得点で、17-17の同点に追いつきましたが、
ここからジリジリと離されていきます。
ディフェンスリバウンドが取れない、
囲まれてヘルプディフェンスに引っ掛かりターンオーバー、
という悪循環に陥りました。
2Q残り4分で、0-12と差をつけられ、2Q 終わって、17-29となりました。
3Qは、#4の個人技で返しますが、
相手の高さや連携の速さについていけません。
さらに点差を広げられ、26-47。
4Qも同じような展開で、#4、#7のシュートが決まるものの、
高さやボールへの反応についていけず、
38-68で敗戦となりました。
多くのメンバーが涙を流していました。
それはどんな感情で流した涙だったでしょう。
悔しさか、後悔か、ミニバス生活の終わり感じてか、
それぞれに涙の意味はあったと思います。
この試合で、力を出し切った子もいれば、
本来の力を出し切れなかった子もいたと思います。
もっと出来たのにと思った子もいたかもしれません。
コロナがなかったら?
リーグ戦があったら?
もっと練習していたら?
結果はまた違ったかもしれません。
けれど、この結果は覆りませんし、もう1回というのもありません。
こうしていればよかった・・・、
と後悔があるのであれば、この経験を糧として、
未来に向けて後悔が少しでも少なくなるような時間を過ごしてほしいと思います。
浜脇ミニさんは、この後、やはり阪神西地区で優勝されました。
おめでとうございます。
この1年、県大会出場という目標を掲げてやってきました。
コロナ禍で体育館が使えない、試合がない状況でも、
それぞれ自主練を重ねてきました。
間違いなく、スキルも高く、強く、頑張ったチームでした。
小学生でここまで一つのことに夢中になれる、
そういう経験は、なかなかできることではありません。
私も小学生の頃にそういう経験をしたかった・・・、
という保護者さんもきっといると思います(私もその一人です)。
子供たちは今、貴重な人生の財産を手に入れていると思っています。
6年生はこれで、ミニバスは一区切りですが、
これからのバスケ人生のほうがきっと長いはずです。
後輩たちにいろいろ伝えて、
中学ではこの悔しい思いを晴らせる活躍を見せてほしいと思います。
毎年思いますが、小学生は1年で別人のように心も体も大きくなりますね。
5年生以下のメンバーは、また新たなスタートです。
5年生は最後の1年が始まります。
最後に走り切った、
やり切ったと言えるようにこれからの時間を過ごしてほしいと思います。
その準備はいいですか?
6年生が卒業するまでにもっといろんなことを吸収して、
来年更なる飛躍を期待します。
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